不動産が売れる時期はいつ?活発に売れるシーズンとその理由
2020/10/20
不動産は時期によって、取引件数が大きく異なります。
同じ物件でも販売時期によって売却のしやすさが変わるため、ベストなタイミングの見極めが欠かせません。
そこで不動産の売れるタイミングと、それぞれの理由をご紹介します。
不動産が活発に売れる時期
不動産が売れる要素として、季節と築年数が挙げられます。
物件の条件によって、活発に売れる時期が存在します。
<季節ごとの売れるタイミング>
不動産市場が活発になるのは、新生活や転勤シーズンの4月と10月です。
新生活に向けて2〜3月、8〜9月には物件探しをする人が増えます。
その時期に販売活動ができるよう、遅くとも1月・7月までには販売活動をスタートしましょう。
直近のシーズンには出遅れても、すぐに次のハイシーズンが訪れますから素早い準備がおすすめです。
<築年数ごとの売れるタイミング>
築10年未満の築浅物件は需要が高く、築15年を超えると売れる件数は減っていきます。
さらに築20年以上では価格が大きく下がるため、少しでも高く売れる時期を選ぶなら築20年以内がおすすめです。
しかし中古不動産を探し求めている人は、価格の安さに魅力を感じている場合が少なくありません。
築30年を超えると安価な物件も多く、リノベーション前提で購入する人が増加します。
販売価格は下がりがちですが、活発に売れる可能性が高まるのもこの時期です。
時期によって不動産が売れる理由
不動産が活発に取引される時期が異なる理由には、以下のものがあげられます。
ひとつだけでなく複数の要素が影響しますから、
<春と秋に売れる理由>
引っ越しシーズンの4月と10月に向けて不動産が売れるのは、季節的な要素も理由のひとつです。
春と秋は気候が穏やかなので、複数の物件を比較検討したい購入希望者にとって内覧しやすい期間です。
ただしライバル物件も急増するタイミングのため、需要があるからといって高く売れるとは限らない点に注意してください。
<築古の物件でも売れる理由>
中古不動産は一般的に、築20年を超えると売りにくくなります。
また築10年を超えたものについても設備や内装の更新時期を迎えるため、リフォームなしでの売却は困難です。
しかし築古物件は駅近など、人気エリアに立地していることが少なくありません。
また再開発によるエリア人気自体が、購入時より大幅に上昇していることもあるでしょう。
不動産需要は周辺環境にも左右するため、築古物件でも十分に売れる可能性があります。
まとめ
不動産が売れる時期のポイントをおさえておけば、スムーズな売却が可能です。
季節や築年数を基軸に、ライバル物件や周辺環境も加味して売買計画を立てましょう。
株式会社不動産ファームでは不動産売却をサポートしております。
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