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不動産投資における収益の計算方法とは?表面利回りと実質利回りを解説!

不動産投資における収益の計算方法とは?表面利回りと実質利回りを解説!

2020/02/11

不動産投資を始める場合に、やはり心配なのがどれぐらいの収益が手に入るかという部分でしょう。

 

今回は、不動産投資における収益の計算方法について、各種利回りを中心にご説明していきます。


不動産投資における収益の計算方法:投資の基本である表面利回り

 

不動産投資における収益の計算方法:投資の基本である表面利回り


まず、あなたが投資をしようと思った場合には、どれだけリターンがあるのかを考えることになります。

 

たとえば、日本が発行している国債については未だに人気がありますが、最低、年間0.05%の利回りが保証されており、これは100万円を1年預けてたったの500円という、投資として考えればそれはひどいものです。

 

かつては銀行や郵便局の預金が、5%ほどの利回りを誇った時代がありますが、100万円を口座に入れておくだけで、50,000円もらえていたわけです。

 

このように、投資をする場合には、いくら収益があるのかを考えるのは当然のことであり、それは不動産投資についても同じです。

 

そして不動産投資の場合、まず基本となるのが表面利回りです。

 

これは、年間の家賃収入の総額を物件価格で割り戻した数字であり、たとえば、1ヶ月10万円の家賃収入がある物件を3,000万円で購入した場合の表面利回りは、「10万円×12ヶ月÷3,000万円×100」という計算方法で算出できます。

 

結果として「4%」の表面利回りであると計算できるのです。

 

不動産投資における収益の計算方法:計算すべきは実質利回り


実質利回り


さて、先ほど説明した表面利回りについては、あくまでも「表面上」の利回りに過ぎません。

 

本来は、年間収入から必要な経費を差し引くべきですし、物件価格にも当時支払った必要経費を算入しなければ、本来得ることができる収益の利回りにはなりません。

 

これらを勘案した利回りのことを実質利回りといい、「(年間収入-諸経費)÷(物件価格+購入時の諸経費)×100」という計算方法で計算することができます。

 

たとえば、管理費などの経費が1年間で10万円かかり、物件購入時に税金などの初期費用が200万円余分にかかっていたとすれば、「(10万円×12ヶ月-10万円)÷(3,000万円+200万円)×100」となり、「3.43%」の実質利回りであることがわかります。

 

さらに、ここから空き部屋リスクなどを勘案したNOI利回りなどがありますが、今回は説明を割愛します。

 

まとめ


不動産投資を持ちかける広告では、「利回り〇%!」という謳い文句で、表面利回りが記載されていることがありますが、注意が必要です。

 

その利回りが表面利回りか実質利回りかによって、実際に手に入れることができる収益については、大きく変わることになるのです。


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