不動産売却における訪問査定の流れと机上査定との違いを知ろう!
2020/02/04
不動産売却を考えたとき、重要なのは値付けですが、立地の相場や近隣物件の値段、地域の需要や将来性など、さまざまな観点から考えなければいけません。
素人ではなかなか難しい値付けですが、不動産会社が提供している「訪問査定」などで、専門家の目による値付けを依頼することができるのです。
不動産売却時におこなう訪問査定の準備と流れ
訪問査定については、まずは「どの不動産会社にお願いをするか」というスタート地点から重要になってきます。
依頼すべきは、各地に店舗がある大手不動産会社チェーンか、売却物件の近くにある地域を熟知している不動産会社か、地元近隣で販売実績が多い不動産会社になるでしょう。
もちろん、複数に依頼をしても問題はありませんので、何社かピックアップして依頼をしたのち、納得のできる査定額を出してくれた不動産会社にそのまま不動産売却を依頼しても良いのです。
訪問査定の依頼が終わったら、訪問前の事前準備をしましょう。
まずは、少しでも高く見積もってもらうために、建物の内部や周辺を綺麗に清掃しておきましょう。
さらに、必ず質問される「売却理由・転居可能時期・新しいマイホームを買い替えるのか・売却を希望する額・ローン残債」については、事前に調べておくべきでしょう。
加えて、物件の図面や、物件に関する書類について、手元にあるものは提出できると流れを止めることなく、スムーズに査定を進めることができます。
不動産売却における机上査定と訪問査定の違い
さて、不動産の査定には、訪問査定の他に「机上査定」というものがあります。
読んで字のごとく、机上査定は訪問をせず、ネット上のデータや、公的機関のデータベースを参考にして、不動産売却の査定額を算出する方法になります。
机上査定は簡易査定とも呼ばれ、客観的なデータによる概算額しか算出されません。
時間があまりない方は、机上査定を依頼してある程度の査定額を把握し、のちほどの訪問査定で詳細な額を査定してもらう、という流れでも良いかとは思います。
ただし、訪問査定の場合、ある重要な要素が含まれています。
それは、「依頼を出した不動産会社の営業マンを知ることができる」という点です。
査定額に納得できた場合、そのまま査定を出した不動産会社と媒介契約を結ぶことが多いのですが、いい加減な不動産会社に自身の物件の売却を委任することを避けるためにも、訪問査定を利用することが重要となるのです。
まとめ
訪問査定については、その後の不動産売却の成否を占う重要な要素となるため、査定を頼む不動産会社決めから、事前準備は怠らないようにしましょう。
訪問査定は、自身の不動産の値付けをする目的だけではなく、不動産の売却を依頼する相手に問題がないか、確認をする場所でもあるのです。
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