不動産投資における注意点やキャッシュフローの重要性について
2020/01/21
長期間で運用をおこなう不動産投資には、リスクがつきものです。
ですが現金(キャッシュ)があれば、さまざまなリスクに対応することができます。
そこで不動産投資における注意点や、キャッシュフローの重要性を解説します。
不動産投資の重要ポイント:アパート経営のリスク
不動産経営で失敗しないためには、リスクマネジメントが重要です。
以下の内容は、アパート経営で直面しやすいリスクです。
しっかりと対策を取りましょう。
<空室リスク>
不動産投資における大きなリスクのひとつに、空室問題が挙げられます。
賃貸住宅は借り手市場になっていますから、所有物件の規模にかかわらず空室対策は必須です。
まず駅に近いなど立地条件によって、アパートの需要は大きく左右されます。
都心部の賃貸物件なら、駅から徒歩10分以内・複数路線が利用できる・ターミナル駅沿線などの条件が、ニーズのある物件の目安です。
そして空室が長期間にわたるからといって、安易に家賃を下げるのは避けたほうが良いでしょう。
家賃や敷金・礼金を割り引くと既存の入居者から不満が生じやすいため、フリーレント(一定期間の家賃免除)の活用がおすすめです。
<退去リスク>
賃貸物件である以上、退去のリスクは常につきまといます。
とくに単身者向けの物件では、更新や年度変わりのタイミングで流入が激しくなりがちです。
そこで共用部分の清掃や管理を怠らないのはもちろんのこと、入居中の部屋であっても多少の直しをしていくなどの工夫が重要です。
たとえば長期入居者への優遇サービスとして、無料のハウスクリーニングや設備更新などが挙げられます。
退去発生によるリフォーム費用よりは安く済むだけでなく、優良な入居者の引き留めにもつながります。
不動産投資の重要ポイント:キャッシュフローの計算方法
アパート経営では、利回りばかりに注目しがちです。
しかし不動産投資を成功させるためには、キャッシュフローを把握することが重要です。
どのくらいの現金が手元に入るのか算出できるため、プラスの金額が大きいほどストックを確保しやすくなります。
キャッシュフローがプラスであれば、空室時のローン支払いや修繕費などの支出にも対応可能です。
<キャッシュフローの計算方法>
現金の流れを可視化するキャッシュフローは、以下の方法で計算できます。
キャッシフロー = 家賃収入 - 支出(ローン返済額 + 経費 + 税金など)
なお、年間・月間それぞれの支出入での計算も可能です。
まとめ
不動産投資におけるリスクや、キャッシュフローの重要性を紹介しました。
現金の流れを把握し、余裕のある資産運用を目指しましょう。
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