遊休地を有効活用するには?目的別活用例と売却のメリット・デメリット
2019/12/24
特に利用せず遊ばせている土地、すなわち「遊休地」を有効活用する手段で悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
岡山県で不動産売買を検討している方向けに、遊休地を有効的に活用するための目的別活用例と、売却におけるメリット・デメリットを解説します。
遊休地を有効活用したい方向け:目的別活用例
遊休地を有効活用したい方向けに、3つの目的別活用例を紹介します。
<できるだけ高収入を得たい>
遊休地を最大限に有効活用して、できるだけ高い収入を得たい方には、次の建物を建設して賃貸収入を得るのがおすすめです。
・アパート
・マンション
・一戸建て
・オフィスビル
・医療福祉施設
<節税したい>
遊休地にかかる相続税や固定資産税を節約するには、遊休地に建物を建設する手段があります。
建物を建てると、空き地の状態よりも土地の使用が限られる状態となり、土地の評価額の低下に従って税金の金額も下がるためです。
節税対策として、遊休地に建物を建設したうえで活用するには次の3つの手段があります。
・(借主が建物を建設する)事業用定期借地
・店舗や倉庫、ホテルなどの建物を建設した後に賃貸に出す
・建物を建設して自ら経営する
<少ない負荷で気軽に活用したい>
賃貸物件の経営ほど労力をかけずに少ない負荷で効率的に活用したい方には、次の施設運営がおすすめです。
・駐車場
・トランクルーム
・太陽光発電所
・定期借地
遊休地を有効活用したい方向け:売却のメリット・デメリット
駐車場経営などの労力は少ないですが、それでもいくらかの負荷はかかってしまうため、そのような負荷を一切かけたくない場合は、遊休地を売却するという手段もあります。
遊休地を売却するメリットとして挙げられるのは、次の点です。
・固定資産税などの税金の支払から開放される
・維持費や管理する労力など、費用や時間の負荷がなくなる
・遊休地を相続したパターンでは、売却して現金化した方が分割しやすい
一方、遊休地を売却するデメリットとして、次の点が挙げられます。
・手元に残るものがなくなる
・賃貸収入など、長期で収入を得られる可能性がなくなる
・よい条件や買い手に恵まれるとは限らない
売却により遊休地を完全に手放せることは、現金化できるうえに負荷がなくなる点ではメリットですが、長期の収入源がなくなる点ではデメリットでもあるため、総合的に判断して売却に臨むようにしましょう。
まとめ
遊休地は、遊ばせておくだけではムダに税金の支払が発生するだけではなく、放置によって土地の価値も下がってしまいます。
紹介した目的別活用例をもとに目的に応じた遊休地の有効活用を検討し、活用が手に余るようなら売却するのも一つの手段です。
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