不動産相続の相続税の支払いができない?対処法は5つある!
2019/11/19
不動産を相続する際に問題になるのは、相続人同士で争う相続トラブルだけではなく、相続税に関するトラブルもあることをご存じでしょうか?
こうなってしまった場合、税金を納められずにパニックになってしまう方ももしかしたらいるかもしれませんが、対処法を抑えておくことでいざというときにも落ち着いて対処できます。
そこで今回は、相続性の支払いができないという場合の対処法をご紹介していきます。
不動産相続の際に相続税の支払いができない!相続税を納める方法とは?
何らかの理由から相続税の納付が困難な場合に、相続税を納めるにはどうしたら良いのでしょうか。
主に5つの方法があります。
<物納>
税金は現金で納めるのが前提条件としてありますが、価値のある不動産で現金の代わりに納めることができるのが、この物納という方法。
しかし、この方法はほとんど使われることはありません。
<延納>
相続税は通常、現金で払うことの他に一括で支払わなければならないという決まりがあります。
しかし、一括で支払うことができない場合には分割払いにしてもらうことができる延納制度を利用するのも一つの方法。
様々な条件が決められていますが、条件を満たしていれば利用できるため、気になる方は国税庁のホームページから確認してみてくださいね。
<売却>
相続した不動産を売却し、そのお金で相続税を納めるという方法。
最も分かりやすく、簡単に手っ取り早くできることではないでしょうか。
しかし、売却には相続登記が必要なため、この点も抑えておく必要があります。
<借入>
金融機関からお金を借り入れて相続税を納める方法です。
金融機関に確認してみてくださいね。
<放棄>
相続税を支払えない場合、支払いたくない場合は相続の権利を放棄することも一つの方法です。
こちらは他ではどうにもならない場合の、最終手段です。
不動産相続の相続税の支払いができない!払わないとどうなるの?
相続税を支払わないまま放置してしまうとペナルティが課せられます。
払えないからと言って放置するのではなく、早期に対策を立てることが大切です。
<ペナルティが課せられる>
相続税は国の税金であるため、個人の事情があったとしても払わないで放置しているとペナルティが課せられていきます。
具体的には重加算税や延滞税など。
後々大変なことになってしまいかねないので、相続税の支払いが困難なことが分かったタイミングで、出来るだけ早く対策を立てるようにしましょう。
まとめ
今回は、不動産の相続税の支払いが困難な際の対処法を簡単にご紹介しました。
不動産を相続する前から相続税の支払いが困難なことがわかっている場合には、先に対策を立てておくことも大切です。
不動産相続に関連したお悩みでしたら私たち株式会社不動産ファームにお任せください!
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