岡山市で空家を相続したら活用したい支援事業について
2019/11/05
突然の相続などで不動産を所有することになると、活用予定がなく空家化するリスクがあります。
これは地方だけでなく、岡山市のような都市部においても例外ではありません。
そこで空家を相続したら活用したい支援事業や、家屋を放置することで発生する危険性について解説します。
岡山市で空家を相続したら活用したい空家等適正管理支援事業とは?
岡山市では人の住んでいない家屋を活用する目的で、空家等適正管理支援事業を実施しています。
リフォームにかかる費用の一部が助成されるため、空家を利用したいと考えているものの工事の予算で折り合いがつかないといったケースに対応できる支援事業です。
助成対象になるのは岡山市内にある一戸建て(マンション、アパート等は対象外)で、リフォーム後にキッチンやバスルーム・収納などを備えた居住目的の建物です。
リフォーム後は居住用に利用するのであれば、実際に住む人は自分や家族以外でも問題ありません。
親族が居住したり、賃貸や売却により第三者が住む目的であっても支援事業を利用できます。
<補助金額>
工事にかかる費用の3分の1(上限50万円)が補助されます。
申込期限は2019年12月20日までの予定で、2020年2月末までに実績報告書を提出します。
施工業者による代理受領制度(補助金相当額を工事の請負業者に対して岡山市が直接支払う)を利用できますから、リフォーム代金の負担も軽減可能です。
岡山市で相続した空家を放置する危険性とは?
相続した空家を放置すると、放火や違法行為に巻き込まれるリスクがあるほか、災害時には建物の倒壊により近隣住民に被害をもたらす危険性があります。
さらには行政より特定空家に指定されると、税制上の優遇を受けられないばかりか行政代執行による強制取り壊しになることもありますから、早急に対応しましょう。
<賃貸や売却をする>
空家等適正管理支援事業を活用し、リフォーム済み物件として募集するがおすすめです。
あるいはDIYやリノベーション前提で、古くても安い物件を求めている人は増えています。
その場合はリフォームを最低限にとどめておくことで、助成金でコストの大部分をまかなうことが可能です。
まとめ
岡山市で活用できる空家の支援事業について紹介しました。
相続した家屋を放置するのは危険ですから、相続が発生しそうになったら早めに対策を進めることがおすすめです。
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