収益物件は差別化して空き室率を下げよう!ペット共生型物件とは
2019/10/22
老後の資金のために、収益物件を購入し副収入を得ようと考えていませんか?
少子高齢化が進み、空き家が増えていく中、せっかく購入するなら他の収益物件と差別化し、空室率を下げたいですよね。
そんな方におすすめなのが「ペット共生型」の物件です。
空室率が低い収益物件として人気を集めています。
今回は、収益物件の差別化にぴったりのペット共生型物件の概要や、購入する際の注意点をまとめました。
収益物件を差別化し空室率を下げる①ペット共生型物件の特徴
ペット可の物件とは、物件のオーナーがペット飼育を許可した物件のことをいいます。
しかし、間取りなどは普通の物件とは変わりません。
それに対しペット共生型物件は、ペット可の物件にはないペットと一緒に暮らしやすい工夫が施されています。
ペットを飼っている方からのニーズが高く、空室率の低い収益物件として、近年注目されていますよ。
<ペット専用の洗い場>
ペット共生物件の代表的な施設がペット専用の洗い場です。
専用の洗い場が外にあれば、お散歩から帰ってきたペットの体を洗ってから、建物の中に入れます。
汚れたまま室内に入らないで済むので清潔ですね。
<広い庭(ドッグラン)>
ペットには運動や散歩が欠かせませんが、毎日外に連れて行くのは大変という方もいるでしょう。
そんな方にぴったりの施設が「ドッグラン」です。
ペットを運動させられるだけでなく、他の住人との交流も図れます。
<グルーミングルーム>
ペットのブラッシングやシャンプーができるスペースのことをいいます。
部屋の中よりもゆとりがあり、お手入れしやすいことがメリットです。
<傷つきにくい壁紙や床>
ペットの爪は尖っているため、傷がつきにくい壁紙や床を使用しているペット共生型物件もあります。
中には臭い対策として、防臭効果のある壁紙を使用している物件もありますよ。
収益物件を差別化し空室率を下げる②ペット共生型物件の注意点
「平成30年全国犬猫飼育実態調査」によると、犬・猫の推計飼育頭数全国合計は、1,855万2,000頭になり、今後も増えていくと考えられます。
ペット共生物件であれば、ペット不可物件はもちろんペット可物件とも差別化が可能です。
入居者を増やして空室率を下げることができ、収益物件として安定した収入が期待できるでしょう。
一方でペット共生型物件は他の物件にはないメリットがある反面、いくつか注意点があります。
<費用が高くなる>
ペット共生物件では一般的な物件とは違い、クリーニング(清掃)費用や設備費が高くなる傾向があります。
退去時の原状回復費用や、共用部分の臭いや汚れに対するクリーニング費用も通常の物件より多くかかります。
しかしこれらの問題は、通常よりも高い家賃を設定することで解決可能です。
ペット共生物件は付加価値が高いため、家賃を相場よりも高く設定したとしても入居者が減るリスクは少ないでしょう。
<入居審査が煩雑>
ペットと同居する分、入居審査をきちんとしないとトラブルに発展してしまうリスクがあります。
そのため、重要事項説明などの書類が多数になり、多くの準備が必要になるでしょう。
このリスクを避けるためには、信頼のできる不動産会社に管理を任せるのが安心です。
まとめ
収益物件は他物件と差別化できれば、空室率を下げられます。
この記事では、他物件と差別化しやすいペット共生型物件の概要とメリット、注意点をお伝えしてきました。
差別化できる収益物件をお探しの方は、ぜひペット共生型物件を検討してはいかがでしょうか。
私たち株式会社不動産ファームでは、倉敷市・岡山市北区中心に不動産情報を多数取り扱っております。
また収益物件に関して不明点などありましたら、当社までお任せください!