土地や建物を売ると決めた理由は?注意したいポイントを解説!
2019/10/22
土地や建物などの不動産を売ると決める理由は人それぞれでしょう。
プライベートな事情やマイナスな印象を持たれる可能性のある理由など、人に知られると買い手が見つからなくなるのではと隠したくなるような理由もあるかもしれません。
しかし、どのような理由があるにしても買主側からすると、その理由をきちんと知ったうえで購入したいものです。
今回は、売主が土地や建物などの不動産を売ると決める際によくある理由と、理由を隠すことで生じる責任問題について注意したいポイントをご紹介します!
土地・建物を売ると決めた理由をご紹介!
自分の資産である土地や建物を売ることに決めた理由をいくつかご紹介します。
<より良い住まいへの住み替え>
比較的多い売却理由が、ライフスタイルに合わせた「より良い住まいへの住み替え」です。
子どもが生まれると周りの住環境や自然環境を重視して住み替えを希望する人が増えます。
また、子どもが巣立ったことにより、大きな家を売却して駅チカのマンションに引っ越す、などというケースも考えられるでしょう。
未来のために売却する前向きな理由と言えます。
<資産の整理>
相続などで入手した不動産を「資産の整理」という意味で売却するケースがあります。
相続の場合、相続した不動産に住む予定がなかったり、不動産を売却して現金化する必要があったりするのです。
<自宅で自殺者や事件があった>
事例としては多くはないですが、自宅で自殺や事件などがあったために売却して別の土地へ引っ越すという方もいます。
<住宅に欠陥がある>
今住んでいる自宅に白アリ被害が出た、雨漏りがする、施工に問題があるなどの瑕疵が理由で売却するという例もあります。
上記のほかにも、転勤や転職、離婚、住宅ローンの返済ができなくなったなど、不動産の売却にはさまざまな理由が考えられるのです。
土地・建物を売る理由を隠すことで生じる可能性のある責任とは?
前項では、不動産を売ると決めた理由をいくつかご紹介しました。
買主は理由を聞き納得したうえで購入を検討しますが、もしその理由を偽ったり理由を隠したりした場合、売主に責任が発生することはあるのでしょうか?
たとえば事故物件や欠陥住宅だった場合、マイナスイメージから、売却理由を隠したいと考える人も多くいます。
しかし、買主が購入した後にその事実が発覚した場合、大問題になりかねません。
「この事実を知っていれば物件を購入しなかった」と、買主に訴えられたり、損害賠償などの責任を負ったりする可能性があるのです。
そのようなことにならないためにも、売却の理由は仲介の不動産会社に正直に伝えることが大切です。
まとめ
不動産を売るにはそれぞれの理由がありますが、後々トラブルにならないためにも売却の理由を正直に伝えることが重要です。
売主・買主の双方が気持ちよく取引できるよう気をつけましょう。
株式会社不動産ファームでは不動産売却をサポートしております。
まずは売却査定からお問い合わせください。