投資した収益物件の空室率に大きく関わる「差別化」のポイントをご紹介
2019/10/22
日本では、住む場所に困らないほど賃貸マンションやアパートなどがあふれています。
不動産投資のための収益物件を所有しているオーナーにとって気になるのは、自身の物件の空室をいかにして埋めるかということではないでしょうか。
所有する賃貸アパートなどの収益物件が、他の物件と同じ条件であればあるほど周辺の環境や立地だけで勝負するしかなくなります。
そこで重要なポイントとなるのが、他の物件との「差別化」を図り、その物件の付加価値を上げることです。
今回は不動産投資において重要な収益物件の差別化について、知っておきたいポイントを解説していきます。
投資した収益物件を差別化するポイント
自身の所有する収益物件の空室率を下げ満室に近づけるには、競合物件と差別化が必要です。
差別化とは、借り手にとって魅力的な部分を増やすこととも言えるでしょう。
差別化の具体例には以下のようなものがあります。
・宅配ボックスの設置…宅配ボックスがあれば、ネットショッピングで購入したものなどを、いつでも受け取れます。
一人暮らしの会社員や共働き世帯から人気の設備です。
・趣味を楽しめる工夫…ガレージ付きのアパートや部屋の中を自分の好きなようにDIYできる物件が注目を集めています。
趣味に時間を費やす借り手にとって魅力的な設備でしょう。
・ペット用の足洗い場の設置…ペット入居可物件は多くありますが足洗い場付きの物件はまだ少ないのが現状です。
散歩から帰ってすぐに足を洗えることは、ペットと暮らす飼い主へのアピールポイントとなります。
そのほかにも、テレビドアホンの設置やディンプルキーの採用など、セキュリティ面が強化された物件への需要が高まっています。
家具家電をはじめから設置するなど、差別化のアイデアはたくさんありますよ。
投資した収益物件の差別化へのポイント!ニーズ調査
競合物件との差別化を図るアイデアは多くあります。
しかし、いくら差別化を図ったとしても、需要がなければいつまでたっても空室は埋まりません。
そこで重要となってくるのがニーズの調査です。
たとえば、インターネットなどでほかの競合物件の情報をリサーチして、自分の物件と比較することはすぐにでもできます。
自分の力だけで調査するのは難しいと感じる場合は、地域の情報や時代のニーズに詳しい不動産のプロフェッショナルに相談するのも一つの方法です。
まとめ
時代の流れによって借り手のニーズが変化していくのは自然なことです。
せっかく投資して手にした物件をうまく活用するためには、差別化が重要です。
地域のニーズを分析し、ほかの競合物件にはない魅力をプラスしてみてはいかがでしょうか?
私たち株式会社不動産ファームでは、投資に関する情報も取り扱っております。
不明点がありましたら、お気軽にご相談ください!