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収益物件のポイント!利回り目安?相場とは

収益物件のポイント!利回り目安?相場とは

2019/10/15

収益物件の購入を検討すると、ついてまわるのが「利回り」です。

 

利回りとは何か、そして相場はどのくらいが目安かご紹介します。

 

収益物件購入の目安となる利回りとは


利回り


収益物件を探すと、広告などに併記されているパーセントで示された数字があります。

 

この利回りとは、収益物件を購入した額に対してどの程度収益(利益)があるかを示す割合です。

 

単純に『年間収入÷購入金額×100(%)』で表されますが、これは「表面利回り」と呼ばれる数値です。

 

一方「実質利回り」とは、『(年間収入―諸経費)÷(購入金額+諸費用)×100(%)』で示されます。

 

年間収入から固定資産税や管理費などを差し引き、購入時にかかる登記手数料や仲介手数料などの諸経費を足しています。

 

つまり、より現実に即した数値が目安として出てきます。

 

広告などに表記されるのは、多くの場合表面利回りですので、注意してくださいね。

 

収益物件購入の目安となる利回りの相場とは


マンション


では、どの程度の数値であれば、購入に踏み切る目安となるのでしょうか。

 

利回りは、収益物件の築年数や周辺環境、立地条件、スペックなどで大きく変わります。

 

一般的に新築は低め、中古は築年数が多いほど、高めとなります。

 

購入価格が下がるのが理由ですが、一方で築古物件は修繕費や管理費が高い、家賃が低い、空室リスクが高いなどの傾向が。

 

一室を所有する区分マンションの場合、新築で4%前後、築20年程度までで45%、それ以上の築古では7%以上が目安です。

 

木造の戸建一棟を所有する場合の利回りは、新築で56%程度、中古で68%程度あれば平均といえるので目安と考えられるでしょう。

 

利回りは、収益物件にいつも賃借人がいるのが前提の数字ですから、いかに空室の期間を作らないかが大切です。

 

収益物件選びの際、数字を見るだけではなく、区分マンションであれば、立地がいいことはもちろん、駅へのアクセス5分以内の立地や、その駅自体もターミナル駅、もしくはその駅へ数駅と近いことなどアクセスが便利な場所を選びましょう。

 

物件も、バス・トイレ別や、収納があること、6帖程度は確保できていること、角部屋、最上階など人気のある間取り・場所の収益物件を選ぶようにしましょう。

 

上記のような条件で、相場程度の収益物件が見つかれば、おすすめです。

 

また、戸建の一棟物件を所有する場合は、築古であればリフォームやリノベーションで価値をあげるのも選択肢の一つです。

 

手をかける分、支出は増えますが、魅力ある部屋は空室リスクを下げ、安定した収益を上げられることでしょう。

 

まとめ


利回りとは、収益物件を購入した額に対してどの程度収益(利益)があるかを示す割合です。

 

収益物件の購入の目安になる指標ですが、満室を維持した際の数字ですので、立地や設備、相場など他の要素も考えつつ、気になる物件をチェックしていきましょう。

 

私たち株式会社不動産ファームは倉敷市・岡山市北区エリアの不動産情報を多数取り扱っております。

 

また、収益物件に関するご相談も承っておりますので、お気軽に当社までお問い合わせください。

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