倉敷市のレトロな町並みが魅力の観光名所「美観地区」の暮らし
2019/10/08
岡山県倉敷市にある観光名所、美観地区。
昔ながらの美しい町並みを残すために、建物の構造や色彩などに制限のある「伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
倉敷市の美観地区の魅力や、そこで実際に暮らしている人達の生活ぶりをご紹介します。
倉敷市のレトロな町並みが残る観光名所「美観地区」の魅力とは
美観地区は、倉敷市の運河である倉敷川沿いに建ち並ぶ歴史地区で、白壁やなまこ壁、瓦屋根など、昔ながらの美しい町並みが広がっています。
毎年多くの観光客が訪れる観光名所だけあって、外観の美しさだけでなく、街の中にも魅力的な仕掛けがたくさんあります。
昔ながらの蔵や町家を改装したおしゃれで居心地の良いレストランやカフェが立ち並んでいて、ついつい入ってみたくなります。
倉敷では、伝統工芸の倉敷ガラスに加え、倉敷デニムや倉敷帆布などのブランドを発信するなど、さまざまな工夫を凝らしています。
古い町を古いまま放置しているのではなく、古い町並みの良さを残しつつも新しい要素を取り入れることで、訪れる人を魅了しています。
中でも、かつて物資を積んでいた川舟の風情を味わえると評判なのが、くらしき川舟流しです。
現在運行されているのは観光用の舟ですが、昔の人の見ていた景色を楽しめるうえに、運河沿いにある町並みをゆっくり見ることができるのも魅力です。
魅力あふれる観光名所「美観地区」のある倉敷市での生活とは
観光地としての魅力あふれる倉敷ですが、そこでの実際の生活はどのようなものなのでしょうか。
倉敷川から一本路地に入ると、観光地とは異なる、そこで暮らす人々の実際の暮らしが見えてきます。
畳屋や酒蔵など、今ではあまり見かけなくなった職人仕事をしているお店も多くあります。
この辺りは、建物の高さ規制など景観に関する規制が設けられていることもあり、伝統を大事にしている人たちが多く暮らしています。
そのせいか、美観地区を抜けても、その周辺には昔ながらの方法で商売を営んでいる老舗が多くあります。
たとえば、大正時代から続く老舗の銭湯の「えびすゆ」。
昔ながらの番台に、飴色に光る床板、古い体重計、木製のロッカーは昔の様子を再現したレプリカではなく、当時から現在に至るまで利用され続けています。
入口の棚には常連客の洗面セットが並んでおり、地元の人に愛されている様子がうかがえます。
現代の暮らしに適度に融合しながら、昔ながらの生活を大事にした優しい暮らしを垣間見ることができます。
夜遅くまで開いている居酒屋や娯楽施設はありませんが、心にゆとりのある豊かな生活を送れるのが倉敷市の魅力の一つです。
まとめ
あれやこれやと新しい物を取り入れて、前のめりに生活しがちな現代。
ゆったりとした時間が流れる倉敷市の美観地区のような地域で歴史に寄り添って暮らすのは、とても贅沢で魅力的ではないでしょうか。
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