収益物件を売却する!その際に修繕履歴は必要?記録方法もご紹介!
2019/10/01
物件を売却するのなら、高く売れる上に、早く売れた方が良いのではないでしょうか。
そうであればなおさら物件を早く、高く売るために必要な事をしっかりと把握しておくべきですよね。
不動産の売却金額には、築年数や場所などが関係してきますが、収益物件の売却には修繕履歴が必要になるのでしょうか。
収益物件を売却する際に修繕履歴は必要?
実は、収益物件を売却する際には修繕履歴はあることが望ましいです。
修繕履歴とは、修繕や更新なども含めた「建物の建築部位や設備機器に関する工事履歴」のことです。
この履歴があれば、これまでにどのような修繕や維持をしてきたかが分かりますので、物件の購入者からすると、とても重要な書類になります。
いわば購入する際の判断材料になるので、「修繕した」履歴があると収益物件を売却しやすくなり、安心して取引を行うことができます。
物件の売却には築年数が大きく影響を及ぼすので、古い物件はなかなか売れないという状況になりやすいです。
しかし、しっかりと修繕を行っていれば、適切な金額で売却出来る可能性も高くなります。
いつどのような修繕をしたかが分からなければ、購入後の資金計画が立てられないため、修繕履歴は必要な書類となります。
物件を売却しやすくするには?収益物件の修繕履歴を記録するべき!
ここまで、修繕履歴の重要性をお伝えしてきましたが、これからは、修繕履歴の記録についてお話をしていきたいと思います。
修繕履歴の記録方法は、大きく分けて以下の2つが挙げられます。
・自分で専用ソフトを使用して作成する方法
・不動産会社に依頼する方法
自分で作成する場合はある程度の知識やパソコンの知識が必要になりますので、自信のない方は不動産会社に任せる方が良いのではないでしょうか。
具体的に記録する内容としては、実施時期や場所・部位・工事内容などが必要となります。
他にも修繕内容が分かる資料として、設計図面や契約書、積算内訳書などがあったほうが良いかと思います。
たくさんの情報を記録しておくことで、より詳しい参考資料となりますので、収益物件が売却できる可能性も上がります。
まとめ
物件を売却する際に、修繕の履歴は非常に重要な書類となります。
履歴を残すことによって、収益物件をより効率的に売却できる可能性が高まります。
履歴が残っていないと、購入者の候補から外れる可能性も高くなりますので、物件を売る際の価値を下げないためには、修繕履歴は重要だと言えます。
物件を売ることを考えている方や今後物件を売る予定のある方は、記録をしっかりととって物件を売却していただければと思います。
修繕履歴の記録など、不動産の売却に関して不安なことは不動産会社に質問するのが、安心できる解決策かと思います。
株式会社不動産ファームでは不動産売却をサポートしております。