収益物件を売却したい!相続した不動産を売却するメリットや注意点は?
2019/10/01
一般的に、財産の中でもかなりの大きな金額が動く「不動産」の相続。
しかしながら、物件を相続した方や急に親族が亡くなり物件を相続した方の中で、これからどういう手続きをしたら良いか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、相続した収益物件を売却する際のメリットや、注意点をご紹介いたします。
相続した収益物件を売却したい!その際のメリットとは?
まずは、相続した物件を売却することによって生まれるメリットについてご紹介します。
・固定資産税を払わずに済む
・管理費などの出費が無くなる
固定資産税は、物件を所有していたら必ずかかってきますし、物件を所有していることは、「管理もする」ことになるので、維持費などがかかるのも当たり前です。
どちらもお金に関することですが、やはり「所有している」ことでかかってくる出費が無くなるというのは、大きなメリットと言えますね。
他にも、売却することで不動産の登記簿が仮登記のままになっていた場合、知らないうちに不動産の所有権を失っているという可能性を回避するメリットもあります。
親から譲り受けた収益物件について、あまり詳しくなく、アパート経営も考えていないという方は、早めの売却を検討してみてはいかがでしょうか。
相続した収益物件を売却する!覚えておくべき注意点とは?
続いて、物件の売却に際して覚えておくべき注意点をご紹介します。
物件の売却を行う為には、相続の手続きを完了させ、一度自分の所有物としなければなりません。
その際に、相続税という税金が発生します。
不動産投資用の物件に関しては、敷地の資産価値は市場価値よりも3段階、建物は2段階引き下げられて物件を評価します。
この評価が低いと税金が安くなり、評価が高いと税金が高くなります。
あらかじめ、どのくらいの金額が必要か想定しておく必要があるのが注意点となります。
加えて注意してほしい点としては、物件を相続した際は必ず、相続登記を行うようにしていただければと思います。
登記に関しては、法律上の期限や登記をしなかった場合の罰則が決められているわけではありません。
しかし、登記をしておかないと、何かトラブルが発生した際に、この物件が自分の所有物件だ、という主張ができなくなるので、物件を売却する前に、早めに登記を行っていただければと思います。
まとめ
譲り受けた収益物件は、不動産の価値が下がる前に売却する事をオススメ致します。
しかし、売却する前に行わないといけない手続きなどもありますので、物件の売却における知識をしっかりと身に着けておく必要があります。
不安なことや分からないことなどがあれば、物件の売却についての専門家もいますので、お気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
不動産売却の事でしたら、私たち株式会社不動産ファームにお任せください!
また、売却に関するご相談も承っておりますので、お気軽に当社までお問い合わせください。